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▽リオ・ティント社はフランス、中国、韓国の企業を抑えて採掘権を獲得。世界第2位のリチウム生産国であるチリで影響力を高めることになった。
英豪系資源大手リオ・ティントのロゴ(Getty Images)

英豪系資源大手リオ・ティントが南米チリの主要リチウム鉱山の採掘権を獲得した。国営鉱業公社(ENAMI)が22日、明らかにした。

それによると、リオ・ティント社は最終的な投資決定前に必要な調査資金として、この採掘プロジェクトに4億2500万ドルを拠出する予定だという。

リオ・ティント社はフランス、中国、韓国の企業を抑えて採掘権を獲得。世界第2位のリチウム生産国であるチリで影響力を高めることになった。

銅生産で世界最大手の国営チリ銅公社(CODELCO)は先週、別のリチウム開発プロジェクトでリオ・ティント社をパートナー企業に選定している。

リオ・ティント社はすでに、アルゼンチンのプロジェクトや米アルカディウムリチウムの買収で獲得したいくつかのプロジェクトにより、中南米での活動を強化していた。

リチウムは自動車、スマートフォン、コンピューターなどの電子機器類に使われる非常に価値の高い鉱物であり、「ホワイトゴールド」と呼ばれている。

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