▽法案は賛成57-反対3で可決。ブケレ大統領の署名で成立する。
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中米エルサルバドルの議会(一院制、定数60)は20日、NGOに対する国家統制を強化する取り組みの一環として、外国NGOからの寄付に30%課税する法案を可決した。
地元メディアによると、法案は賛成57-反対3で可決。ブケレ(Nayib Bukele)大統領の署名で成立する。
この法律は官報に掲載されてから8日後に発効する。
中道右派の与党・新思想党(NI)はこの新法について、「エルサルバドル国内での地域団体の活動方法とその影響力の透明性を促進する」と説明している。
ブケレ氏はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「これまでは団体の活動に特別な規制がなかったため、この法律で法的空白を埋めることになる。外国人NGOの活動はこの新しいルールを通じて命令・監督されることになるだろう」と述べた。
またブケレ氏は「国家主権を守り、外部からの干渉を避けることが重要だ」と強調した。