◎殺害されたのは23歳のサラ・ロック軍曹。22日、同基地内のゴミ箱で遺体となって発見された。
米ミズーリ州、フォート・レオナード・ウッド陸軍基地(Getty Images)

ミズーリ州のフォート・レオナード・ウッド陸軍基地内で女性軍曹の遺体が見つかった事件について、当局は10月31日、陸軍のウースター・ランシー(Wooster Rancy、21歳)兵長が殺人罪で起訴されたと明らかにした。

殺害されたのは23歳のサラ・ロック(Sarah Roque)軍曹。22日、同基地内のゴミ箱で遺体となって発見された。

ロック軍曹はインディアナ州出身。21日に出勤しなかったため、関係者が基地内を捜索し、遺体を発見した。

陸軍の犯罪捜査部は24日の記者会見で、この事件に関与したとみられる関係者を拘束したと明らかにしていた。

ランシーは殺人だけでなく、当局の捜査を妨害した罪にも問われている。

陸軍によると、ランシーはフロリダ州マイアミ出身。2022年に陸軍に入隊したという。予備審問の日程は決まっていない。

犯罪捜査部はランシーの認否を明らかにしておらず、動機も不明である。

ロック軍曹は地雷探知犬の育成を担当。2020年に入隊して以来、5つの勲章を授与されていた。

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