◎両国は農業、工業、貿易、投資など、いくつかの分野の連携を強化することで合意した。
アフリカ東部・エチオピアのアビー(Abiy Ahmed)首相が26日、訪問先のマレーシアでアンワル(Anwar Ibrahim)首相と会談した。
アビー氏は会談後の共同記者会見で、「両国は農業、工業、貿易、投資など、いくつかの分野の連携を強化することで合意した」と語った。
またアビー氏はマレーシアとの関係を強化することで、両国が大きな利益を得ることができると確信していると述べた。
アビー氏はロシア中部カザンでのBRICS首脳会談後、マレーシアに向かった。アンワル氏もBRICS首脳会談に出席していた。
アンワル氏はエチオピアを含むBRICS加盟国がマレーシアを首脳会議に招待してくれたことに謝意を示し、両国の関係を強化する用意があるとした。
BRICSはブラジル、ロシア、インド、中国によって2006年に設立され、2010年に南アフリカが加盟。昨年イラン、エジプト、エチオピア、UAE(アラブ首長国連邦)の4カ国が加わり、パキスタン、アゼルバイジャン、マレーシア、トルコなどが正式に加盟を申請した。
BRICSは今回の会議で「パートナー国」の新設を採択。マレーシアを含む13カ国が認定された。