コラム:「霜降り明星」の魅力、次世代のお笑い界エース
霜降り明星は結成から短期間で主要な若手大会を制し、2018年のM-1優勝で一躍トップランクの存在になった。
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霜降り明星とは
「霜降り明星」は日本のお笑いコンビで、吉本興業(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)に所属している。メンバーはせいや(ボケ担当/本名:石川晟也)と粗品(ツッコミ担当/本名:佐々木直人)からなり、2013年1月に正式に結成して活動を開始した。結成後は若手劇場やライブを中心に実力を磨き、2017年の「第38回ABCお笑いグランプリ」優勝、2018年の「第7回ytv漫才新人賞」優勝を経て、同年に「M-1グランプリ2018」で優勝し一気に全国的な知名度を獲得した。コンビ名「霜降り明星」はせいやの提案した「霜降り」と粗品の案の「明星」を組み合わせたもので、由来には諸説あるが、二人のイメージや好みが反映されていることが知られている。
粗品とは
粗品は作家肌で多才な芸人であり、基本はコンビでのツッコミ役を務めるが、舞台外では音楽制作、作詞作曲、プロデュースといった活動も積極的に行っている。若年期から音楽に親しみ、ボカロPとしての曲作りや自身のレーベル立ち上げ、アニメへの楽曲提供など、芸人の枠を超えた専門的なクリエイティブワークを展開している。メディアの取材や専門誌のインタビューでは、粗品本人が音楽を「片手間でやるつもりはない」と語るなど、音楽領域へ真剣に取り組んでいることを公言している(複数メディアのインタビュー参照)。この活動は霜降り明星というコンビ活動にも影響を与え、ネタ作りや演出面での幅広い表現につながっている。
せいやとは
せいやはスピード感と身体を使ったテンポの良いボケで観客を引っ張るタイプの芸人で、観客の即時反応を取る力に長けている。高校時代からネタを作り、せいや自身も舞台・テレビでのトーク力やモノマネ芸を伸ばしてきた。コンビ内ではボケを主体としながらもトーク番組ではツッコミ寄りの役回りになることもあり、幅広い役割をこなす。M-1優勝時は若さと勢いのあるボケで大きなインパクトを与えた点が評価された。
芸歴(結成から現在まで)
結成(2013年)から黎明期(2013年〜2016年):せいやと粗品は2013年1月にコンビを結成してから主に劇場公演や若手ライブで積み重ねを始める。結成当初は芸歴が浅くとも複数の大会や予選に出場し、実力を徐々に積み上げた。結成から約4年で若手の登竜門的大会で優勝・入賞を果たし、以降メディア露出が増加した。
ブレイク(2017年〜2018年):2017年に「第38回ABCお笑いグランプリ」で優勝し注目を浴びた。2018年には「第7回ytv漫才新人賞」で優勝し、同年「M-1グランプリ2018」で優勝するという快挙を達成した。このM-1優勝により全国区の人気者となり、テレビ出演や冠番組、イベント出演などの機会が急増した。
拡大期(2019年〜現在):M-1優勝以降はテレビのバラエティ、情報番組、ラジオ、CM出演、舞台と多方面に活動を広げ、個人のYouTubeチャンネルやコンビの公式チャンネルを活用してデジタル領域でも影響力を拡大した。粗品は音楽活動やプロデュース、せいやはテレビでのタレント活動や個人チャンネルでの配信といった個別の活動も並行して行っている。ラジオのレギュラーを持ち、長期にわたって番組を担当、ライブ活動やネット発信を通してファン層を維持・拡大している。
芸風(ネタ作り・キャラクター・傾向)
ネタ作りの特徴:霜降り明星の漫才はネタ構成が緻密で、フレーズの反復や言葉遊び、ナレーション的なツッコミ、せいやの激しい動きと粗品の冷静な切れ味あるフレーズ回しを組み合わせることで独特のテンポを生み出す。ネタは会話劇風の設定から急速にギャグや挙動へ転換する構造を持つことが多く、観客の集中を保ちながら高密度の笑いを積み重ねる作りになっている。粗品の語彙と展開力、せいやの身体ギャグのコンビネーションが特徴的で、審査員や観客に強い印象を残しやすい。
キャラクターと舞台上の役割:せいやは明るくアクション寄りのボケ担当で、身体を使った表現力が強みである。粗品は言葉選びと間の取り方で冷静にツッコむ役割を持つが、ツッコミと同時にナレーション風の仕掛けや補足説明で笑いを増幅させる。二人のキャラ分担は明確でありながら、トーク番組では立ち位置が入れ替わることもあり、柔軟に芸風を変化させられる点が強みになる。
傾向と変化:結成初期は「若手らしい勢い」と「過激なテンポ」が前面に出ていたが、M-1後はネタの構成力や言語センスをさらにブラッシュアップし、個人のクリエイティブな活動(粗品の音楽制作など)をネタや演出へ取り込むことで表現の幅が拡がった。特に粗品の外部制作経験は構成や演出面での実験性を高め、従来のお笑い枠に収まらない表現を生んでいる。
主な実績(大会優勝、メディア出演など)
大会優勝・入賞の主要実績として、以下が挙げられる。
・M-1グランプリ2018 優勝(史上最年少での優勝)
・第38回ABCお笑いグランプリ 優勝(2017年)
・第7回 ytv漫才新人賞 優勝(2018年)
これらの大会成績は若手登竜門を制することにより業界内での評価を確立し、M-1優勝はテレビ番組出演やCM出演、舞台オファー増加というインパクトをもたらした。メディア出演面ではバラエティ番組、情報番組、特別番組、ドラマや映画へのゲスト出演、さらには冠ラジオ番組の長期担当など多岐にわたる。ラジオ番組「霜降り明星のだましうち!」は長期にわたり彼らのパーソナリティ力を伝える場となった。
「M-1グランプリ2018」で史上最年少王者
M-1グランプリ2018で霜降り明星は決勝を制し第14代王者となった。優勝時の年齢はせいや26歳・粗品25歳で、史上最年少の優勝コンビとなった点が大きな話題になった。大会は全国からの多数応募(数千組)を勝ち抜く形式であり、その短期間での快進撃は“次世代を担う若手”という評価を決定づけた。M-1優勝以降、テレビ出演やメディア露出が飛躍的に増え、活動の幅が一気に広がった。
「第38回ABCお笑いグランプリ」優勝
2017年に開催された第38回ABCお笑いグランプリで優勝し、若手登竜門での成功を示した。審査員から高い点数を得てファイナルを制したことは、彼らのネタ構成力と舞台度胸が認められた結果といえる。この優勝は以後の各種大会やテレビオーディションでの弾みになった。
「第7回ytv漫才新人賞」優勝
2018年2月放送の第7回ytv漫才新人賞でも優勝を果たしている。この大会はテレビ局主催の若手漫才コンテストとして注目度が高く、ここでの勝利はM-1優勝への布石とも言える成果となった。
YouTube・ラジオ・その他デジタル活動(実績とデータ)
YouTube:霜降り明星はコンビでの公式チャンネル「しもふりチューブ」をはじめ、粗品とせいやの個人チャンネルを運営している。コンビの公式チャンネルは多くの登録者を持ち、日々の企画配信や漫才の披露、企画コラボなどを通じてデジタルファンを獲得している。個人チャンネルについては粗品のチャンネルが数百万登録者(百万人規模)を持ち、再生回数も累計で数億〜十数億回に達していると報告されている。また、せいや個人のチャンネルも数十万〜百万人規模の登録者数を有し、個の発信力が強化されている状況にある(YouTube統計サイト等の集計を参照)。
ラジオ:冠番組「霜降り明星のだましうち!」を朝日放送ラジオで長期にわたって担当し、彼らの生の語りやコーナー企画はラジオリスナーに根強い人気をもたらした。ラジオはテレビとは異なる生のトーク表現ができる場であり、コンビのトーク力向上とファンベースの拡大に寄与した。
その他デジタル活動:SNSや配信サービス、ポッドキャストやネット番組への出演、切り抜き文化への対応などを通じてデジタル上の露出を増やしている。粗品の音楽活動はSpotify等の音楽配信やアニメ関連の楽曲提供などにも波及しており、お笑い以外の領域でもデジタル指標を持つことによって多面的なマーケティングが可能になっている。
結成背景から大きな転機まで
結成背景:二人は高校・大学時代の経験やライブ参加を通じて出会い、互いの芸風が噛み合うと判断してコンビを結成した。結成の動機には「相方の持つキャラクター性の補完」や「互いの芸に対するリスペクト」が含まれており、若年期からの共同作業により信頼関係を築いてきた。
大きな転機:最大の転機は2018年のM-1優勝で、ここでの勝利がテレビ・ラジオ・CM等への急速な露出増につながった。2017年のABC優勝、2018年のytv漫才新人賞優勝も重要な足がかりであり、小さな成功を積み上げることでM-1という大舞台での爆発的な成功を導いた。M-1の勝利後は単なる“若手ブレイク”を越えて長期的なキャリア戦略が求められるステージへと昇華した。
コンビ固有の課題
活動量の増加に伴うスケジュール管理やコンテンツ品質の維持が課題になる。テレビやライブ、デジタル配信、個人プロジェクト(粗品の音楽制作など)が並行するなかで、ネタ作りのための時間確保やコンビの一体感を保つことは重要な運営課題である。また、粗品の芸術的活動の活発化は外部評価やファン層の多様化を生む一方で、芸人としての標準的期待(漫才・バラエティ対応)とのバランスをとる必要がある。さらに急速な知名度上昇に伴うメディアの過剰な注目や期待が二人にとってのプレッシャーとなる局面もある。これらを適切にマネジメントしていくことがコンビの持続的成功に直結する。
お笑い界のニューウェーブとしての位置付け
霜降り明星は「平成〜令和の世代交代」を象徴する若手代表の一組として評価されることが多い。若さとスピード感、言語センスの鋭さ、デジタルメディアを含めた多面的な発信、そして伝統的な漫才の骨子(構成力・間)を両立させている点が“ニューウェーブ”としての評価につながる。メディアや評論家の論評では、「M-1での優勝は新しい世代の笑いの地図を変えた」「言葉の密度と身体表現の両立が次世代のスタンダードを示した」などの指摘があり、若手勢のスタイル形成に影響を与えたとされる。今後も彼らの成功例が後進に影響を与えることは想定される。
今後の展望
短中期的にはテレビ・ラジオ・舞台活動の両立とデジタルコンテンツ(YouTubeや配信番組など)によるファン基盤強化が続くと考えられる。粗品の音楽活動はコンビのブランディングに新たな価値を付与し得るため、音楽と笑いの融合企画やメディア横断的な展開が見込まれる。長期的にはコンビとしての芸の深化(ネタのバリエーション増加、脚本性の高いコントや映像作品への挑戦)や、個人の専門分野(粗品のプロデュース/音楽、せいやのタレント性強化)をどのようにコンビ活動と両立させるかが鍵になる。社会的評価を保ちながら新たな挑戦を続けるならば、単なる人気芸人を超えた「エンターテインメント・クリエイター」としての位置付けを確立できる可能性が高い。
おわりに
霜降り明星は結成から短期間で主要な若手大会を制し、2018年のM-1優勝で一躍トップランクの存在になった。せいやの身体表現に富むボケと粗品の緻密な言語センス・外部クリエイティブ活動という組み合わせが強みであり、伝統的な漫才の要素とデジタル時代の発信力を両立させた点が“ニューウェーブ”としてのお笑い界への影響力の源泉になっている。今後は多方面に広がる個人活動とコンビ活動のバランスを保ちつつ、新しい表現領域へ挑戦していくことでさらに長期的なキャリアを築いていくことが期待される。主要な大会優勝歴やデジタル上の実績は客観的な指標として明確であり、それらを踏まえた戦略的な活動が今後の持続的成功にとって重要になる。
参考出典(本文で特に重要な出典、主要メディア)
- M-1グランプリ2018 優勝報道(史上最年少優勝に関する報道記事).
第38回ABCお笑いグランプリ(大会公式・結果).
第7回 ytv漫才新人賞(大会公式).
YouTubeチャンネル統計(しもふりチューブ・粗品チャンネル等の集計サイト).
1) 年ごとのテレビ出演一覧(概観と主要項目/代表的な番組を年別に整理)
※出典:テレビ番組データベース(bangumi.org・Oricon)・局公式ページ等を参照して主要出演を抜粋。年ごとの「レギュラー/冠番組」「目立ったゴールデン特番・年末特番」「定期的な深夜枠や帯番組」等を中心に記載する。
2013〜2016年(結成→下積み期)
劇場ライブ、若手ライブ中心。TVは若手向け企画やローカル番組のスポット出演が中心で、全国ネットのレギュラーはまだほとんど無かった。若手大会に出場して実績を積む時期。
2017年(台頭の年)
「第38回ABCお笑いグランプリ」優勝(この優勝がメディア露出拡大の契機)。大会関連の特番出演や地上波のバラエティ番組ゲスト出演が増加。
2018年(ブレイクの年:M-1制覇)
M-1グランプリ2018 優勝(優勝後に一夜で多数のTVオファー)。これにより年末年始の大型特番やバラエティの出演が急増。フジテレビの特番「THE MANZAI」などビッグイベントにも出演。
2019年(冠番組開始・レギュラー増加)
冠番組『霜降りバラエティ』開始(テレビ朝日系、2019年4月〜)。全国ネットのレギュラー枠が安定し、平日深夜〜深夜帯等で定期的に露出。その他多数のバラエティ・特番に出演。
2020年(コロナ禍と番組形態の変化)
既存の冠番組継続の一方、収録形態・企画にオンライン要素を取り入れる回が増加。地上波特番、年末年始特番や音楽番組・バラエティのゲスト出演あり。局側の編成変更により出演パターンに変化。
2021年〜2022年(冠番組の継続と多局出演)
『霜降りバラエティ』は改題や枠移動を経ながら継続(例:『霜降りバラエティX』など)。各局のバラエティ、情報番組、特番へ安定して出演。年末のドキュメント/特別番組、バラエティ系のレギュラー枠や単発企画で露出を維持。
2023年〜2024年(デジタルと地上波の並行強化)
地上波での冠・レギュラーを維持しつつ、YouTube活動(しもふりチューブ)によるデジタル発信を強化。テレビ出演は依然多く、深夜帯やゴールデン特番の出演も継続。粗品・せいやそれぞれの個人出演も増加。
2025年(現時点まで)
地上波でのゲスト・レギュラー出演が引き続き存在。最新の出演情報は各局番組表やタレント出演データベース(Oricon/bangumi)で随時更新されているため、特定の週・日付ごとの出演を確認するなら個別の番組表参照を推奨する。
補足(年別の「完全番組表」を欲する場合の注意)
霜降り明星はM-1優勝以降出演数が非常に多く、1年分の「全ての出演(深夜・単発ゲスト・特番を含む)」を年ごとに完全網羅するには各局の番組表・タイムテーブルやOriconの出演履歴ページ、放送局の公開アーカイブを逐一参照して日付ごとに列挙する必要がある。ここでは主要なレギュラー/冠/目立った特番/年末年始のビッグ出演を中心に整理した。
2) YouTubeの最新登録者数スナップショット(取得日時を明記)
以下は「しもふりチューブ(霜降り明星公式チャンネル)」の最新スナップショット(公開データ集計サイト/公式チャンネル参照)。取得日時は本レスポンス作成時点の公開情報・集計サイトの最新更新日を併記する。YouTube公式ページは動的表示のため「外部の集計サイト(yutura / userlocal等)」のスナップショットも参照している。
チャンネル名:しもふりチューブ(霜降り明星)
公式YouTubeチャンネルページ(参照):YouTube チャンネル(しもふりチューブ).
登録者数(スナップショット):2,160,000 登録者(約)。データ取得・報告元:yutura / YouTubeランキング集計(表示日時/ページ注記:2025年11月10日更新表示)およびuserlocalのランキング情報でも同水準の公表値を確認。合算総再生回数は約17億〜17.7億回のレンジ表示。
取得日時(スナップショット日付明記):2025年11月10日(データサイトの表示日時)。※YouTubeの登録者数は公式が概数表示を行うため、外部集計サイトが示す「精確な整数値」は外部クロール時点の推定・記録である。公式確認が必要な場合はYouTubeチャンネルページを直接参照のこと。
補足データ(変遷の概略)
チャンネル開設:2019年7月10日。短期間で登録者を増やし、2020年には100万登録、2023年に200万登録を突破。以降、毎年数十万規模の増加で2025年時点は約216万(外部集計値)に到達している。
注意点:公式の「YouTube Studio」ダッシュボードはチャンネル運営者専用の正確値を出す最終的な一次情報になる。公開値としてはYouTube公式ページと外部集計サイトの両方を参照すると良い。
3) 粗品の音楽リリース一覧(主要な配信曲・シングル・アルバム/日付付きで整理)
※出典:UNIVERSAL MUSIC(公式ディスコグラフィ)、各配信サービス情報等。一次情報を優先して列挙する。完全網羅は各配信プラットフォーム(Spotify/iTunes等)と出版社データベースを合わせるとより正確になる。
A. 主要ソロ配信シングル・配信曲(抜粋・代表作)
(タイトル — 形式 — 公開/配信日 — 出典)
「希う」(セルフカバー/VOCALOID原曲のセルフカバー公開) — 公開(セルフカバー音源公開):2025年1月15日(セルフカバー音源公開)。
「宙ぶらりん」 — 配信リリース(粗品ソロ) — 公開時期:(粗品ディスコグラフィ参照、配信リリース).
「車輪疾駆の風々」 — 岡山県玉野競輪場イメージソングとして2025年5月28日配信リリース(粗品本人歌唱のタイアップ)。
B. 1stアルバム・重要アルバム
『星彩と大義のアリア』 — 1stアルバム。2024年4月17日リリース(CD/配信等)。収録曲に「サルバドルサーガ」等が含まれる。ソース:音楽メディア(OTOTOY等)および公式ディスコグラフィ。
C. 楽曲提供・プロデュース作品(粗品名義で作詞作曲提供した代表例)
VOCALOID作品や声優・歌い手への書き下ろし多数(タイトル例:「最高に頭が悪い曲」「ビームが撃てたらいいのに」など)。作詞作曲クレジット確認は作詞作曲データベース(Utaten等)で参照可能。
D. 公開されているMV・配信媒体(ミュージックビデオ)
粗品は自身の楽曲のMVをYouTubeに公開している(複数)。また配信プラットフォーム(Spotify/Apple Music等)へ正式配信されている楽曲が存在する。2025年にはMVやセルフカバー連続公開を行っている。
E. 主要リリース(時系列 抜粋)
2019〜2022年:楽曲提供/VOCALOID作品などで制作側としての活動が中心だった。
2024年4月17日:1stアルバム『星彩と大義のアリア』リリース(ソロ名義でのまとまった作品公開)。
2025年1月15日:VOCALOID曲「希う」のセルフカバー音源公開。
2025年5月28日:「車輪疾駆の風々」配信リリース(競輪場イメージソングタイアップ)。
補足と注意事項(リリース一覧を完全に網羅するために)
粗品は自作曲の提供・セルフカバー・配信リリースを頻繁に行っており、楽曲数が多い。完全網羅のCSVや年表を作る場合は、(1)Universal Music等の公式ディスコグラフィ、(2)主要配信サービスの公開メタデータ、(3)JASRACや出版社の作品データベースを突き合わせて日付・クレジット情報を確定するのが確実である。上の一覧は主要な代表作・公式に告知されたリリースを中心に抜粋している。
4) 補助・参照情報(各種データ取得の信頼性と推奨確認方法)
YouTube登録者数の正確性:YouTube公式ページは日々変動し、公式の概数表示(例:「2.16M」)が適用されることがある。外部集計サイト(yutura / userlocal / YouTubeランキング系)はクロール時点の整数値を保存しているため「スナップショット」として有用だが、もっとも正確な一次情報はチャンネル運営者のYouTube Studio(非公開)もしくはYouTube公式ページの表示(スクリーンショット等)である。
TV出演の完全網羅:地上波・BS・CS・ローカル・ネット配信のすべてを日付つきで網羅する場合、Oriconの出演履歴や放送局の番組表、bangumi.orgのタレント出演履歴を年ごとにクロールしてCSV化するのが現実的である。
粗品楽曲の正確なリリース日:公式レーベル(Universal Music等)のディスコグラフィ、配信サイト(OTOTOY、Spotify、iTunes)のメタ情報、及び粗品公式アナウンス(SNS)を突き合わせて日付を確定できる。ここに示した日付は公表情報に基づく抜粋である。
