▽既存店の売上高は前年比1.4%増、中米全体の店舗売上高は1.9%増となった。メキシコで17店舗、中米で3店舗を新規オープンしている。
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ウォルマート・メキシコは4月30日、25年第1四半期(1~3月)の純利益が前年比で7%減少したと明らかにした。
それによると、25年第1四半期の純利益は123億2000万ペソ(約860億円)。市場の予想を下回った。
ウォルマート・メキシコのカリデ(Ignacio Caride)CEOは声明で、「この四半期は厳しいマクロ経済情勢などの影響を強く受けた」と述べた。
またカリデ氏は「政治的な雑音や不確実性にもかかわらず、弊社は国内事業に集中し、今年いっぱいは消費量が徐々に増えていくと楽観視している」とした。
既存店の売上高は前年比1.4%増、中米全体の店舗売上高は1.9%増となった。メキシコで17店舗、中米で3店舗を新規オープンしている。
ウォルマート・メキシコはレポートの中で、「今後数四半期は収益が増加すると予想し、経費削減を進め、業績を向上させることができる」と述べ、設備投資額は24年の348億ペソに対し、今年は418億ペソに増加する見込みであると付け加えた。
また同社は「Eコマース能力の拡大が今年の重要な優先事項である」とし、携帯電話サービスBaitのアクティブユーザーが1980万人に達し、第1四半期で約23億ペソの収益を上げたと明らかにした。