米財務省、メキシコでカジノを運営する犯罪組織に制裁
対象となったのは世界最大の麻薬組織シナロア・カルテルに関連する団体と個人。同カルテルの資金洗浄(マネーロンダリング)に利用されているという。
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米財務省は13日、メキシコでカジノを運営する事業体に対する制裁を発動したと発表した。
対象となったのは世界最大の麻薬組織シナロア・カルテルに関連する団体と個人。同カルテルの資金洗浄(マネーロンダリング)に利用されているという。
メキシコ当局は前日、海外で数百万ドルの資金洗浄に利用された疑いのある13のカジノを営業停止にした。カジノ名は公表していない。
米財務省は声明で「カルテルを支援する者への我々のメッセージは明確だ。責任を問われる」と述べた。
また同省は「この取り組みにおけるメキシコ政府との強力な連携に感謝する」と強調した。
カジノや高級レストランを含む20以上の事業体とその関係者6人が米国内で保有する資産は凍結され、米企業・個人との取引を禁じられた。
