メキシコ西部沖に熱帯低気圧、ハリケーンシーズン始まる
熱帯低気圧アルビンは29日午前の時点で、北部バハ・カリフォルニア州の南南東約1080キロメートルの地点に位置している。
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米国立ハリケーンセンター (NHC)は29日、メキシコ西部沿岸でハリケーンに発達する恐れがある熱帯低気圧が発生したと発表した。
それによると、熱帯低気圧アルビンは29日午前の時点で、北部バハ・カリフォルニア州の南南東約1080キロメートルの地点に位置している。
最大風速は20メートル。北西へ時速17キロの速さで移動している。
29日朝の時点で警報や注意報は発令されていない。
アルビンは30日夜に勢力を強め、同日夜に弱まる見込みだ。大西洋のハリケーンシーズンは5月から11月末頃まで続く。
国立気象局(NWS)は今年のハリケーンについて、例年より活発になると予想しているが、24年のような混乱したシーズンにはならないと見込まれている。
24年は3つの大きなハリケーンがカリブ海地域を襲い、記録上3番目に被害の大きいシーズンであった。
<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)