メキシコ南部沖で新たな熱帯低気圧発生か、50%の確立=米NHC
米国立ハリケーンセンター(NHC)は21日、この海域で7日以内に熱帯低気圧が形成される可能性は50%であり、注意が必要であると声明を出した。
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中央アメリカ沿岸とメキシコ南部沿岸で来週初めに新たな熱帯低気圧が発生する可能性がある。
米国立ハリケーンセンター(NHC)は21日、この海域で7日以内に熱帯低気圧が形成される可能性は50%であり、注意が必要であると声明を出した。
それによると、48時間以内の発生確率は0%とのこと。
ハリケーン・エリックは19日、カテゴリー3の勢力でメキシコ南部オアハカ州に上陸。広い範囲に暴風雨をもたらした。
地元メディアは数十棟の建物が被害を受けたと報告。1歳の男児が増水した川に流され、その後死亡が確認された。
気象台によると、6月にカテゴリー3のハリケーンがメキシコに上陸したのは観測史上初。
エリックはメキシコ南部近海で17日に発生し、48時間も経たないうちにカテゴリー4まで成長した。
<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)