◎セントマーティン島はカリブ海に位置し、北側はフランス領、南側はオランダ領に分割されている。
セントマーティン島のビーチ(Getty Images)

カリブ海・セントマーティン島の捜査当局は23日、政治家の妻が射殺された事件に関与したとされる容疑者を逮捕したと明らかにした。

この事件は先週17日に発生。野党議員とその妻が銃撃を受け、妻が殺害された。

警察はこれ以上の詳細を明らかにしていない。

被害者である野党議員はSNSに動画を投稿。「彼らは私を殺そうとした」と述べ、妻が17日夜に撃たれ、死亡したと明らかにしていた。

それによると、議員は島内の某所でパーティーを開いていたという。

地元メディアも目撃者の話しとして、「複数人がパーティー会場に押し入った」と伝えている。

議員によると、17日に接触してきた人物と会う約束をし、「機密情報」を手に入れる予定の場所で銃撃されたという。詳細は不明だ。

セントマーティン島はカリブ海に位置し、北側はフランス領、南側はオランダ領に分割されている。今回の襲撃事件はオランダ領側で発生した。

地元メディアによるオランダ領側では来月下旬に選挙が予定されている。

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