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南スーダン、米国から追放されたメキシコ人男性を本国に送還

メキシコ大使は5日、首都ジュバでこの男性を引き取り、本国に戻った。
メキシコ南部、米国を目指す移民たち(ロイター通信)

南スーダン外務省は6日、今年7月に米国から国外退去処分を受けたメキシコ人男性を本国に送還したと発表した。

同省は声明で、「メキシコ政府は当該国民が帰国後、拷問や非人道的な扱い、不当な捜査を受けないことを保証した」と明らかにした。

それによると、メキシコ大使は5日、首都ジュバでこの男性を引き取り、本国に戻ったという。

メキシコ政府はコメントを出していない。

南スーダン外務省は4日、今年初めに米国から同国へ強制送還された男性8人のうち7人(いずれも外国人)が、現地当局が処遇を検討している間も拘束されたままであると明らかにしていた。

7人が南スーダンのどこで、どのような条件下で拘束されているのか、弁護士がついているかも不明である。

米国から外国人送還者を受け入れている他のアフリカ諸国にはウガンダ、エスワティニ、ルワンダがある。

エスワティニは7月、犯罪歴のある外国人5人を受け入れた。ルワンダは8月中旬、7人の送還者グループが到着したと発表した。

ウガンダへの強制送還はまだ始まっていない。

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