メキシコ大統領、トランプ氏と電話会談、G7サミット緊急帰国で直接会談中止に

トランプ氏は3月、メキシコとカナダの輸入品に対する25%の関税を発動。中国には10%の追加関税を課した。
メキシコのシェインバウム大統領(左)とトランプ米大統領(Getty Images)

メキシコのシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領が17日、トランプ(Donald Trump)米大統領と電話会談を行ったと明らかにした。

シェインバウム氏はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「トランプ大統領と電話で話し、様々なトピックについて合意に達するために協力することで合意した」と述べた。

シェインバウム氏はG7サミットが開催されているカナダでトランプ氏と会談する予定であったが、トランプ氏が予定を早めて帰国したため、会談は中止となった。

ホワイトハウスも両首脳が話したことを確認し、「良い電話会談であった」と述べたが、詳細は明らかにしなかった。

トランプ氏は3月、メキシコとカナダの輸入品に対する25%の関税を発動。中国には10%の追加関税を課した。

しかし、トランプ氏は2日後、USMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)対象の製品に関しては4月2日まで関税を免除。その後、免除期間をさらに延長した。

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