◎ラクンザ枢機卿はコスタリカとの国境に近いチリキ県で1月31日に最後に目撃されて以来、行方が分からなくなっている。
パナマ西部でローマ・カトリック教会の枢機卿が行方不明となり、当局が捜索に当たっている。現地メディアが1日に報じた。
それによると、ラクンザ(José Luis Lacunza)枢機卿はコスタリカとの国境に近いチリキ県で1月31日に最後に目撃されて以来、行方が分からなくなっている。
ラクンザ氏はスペイン出身の79歳。首都パナマシティの北方約450キロに位置するチリキ県の司教である。
チリキ県の大司教区は声明で、「1月30日の午後からラクンザ氏と連絡が取れず、警察に通報した」と明らかにした。
中央政府の報道官は1日の記者会見で、「国家警察の担当官がチリキ県に向かい、関係者から話を聞くと報告を受けている」と述べた。
ラクンザ氏はパナマで唯一のカトリック枢機卿である。