◎米国立公園局(NPS)はサンフアン国定史跡に住み着いた野良猫推定200匹を動物愛護団体に引き渡す予定だ。
米国立公園局(NPS)は米領プエルトリコ・首都サンフアンの国定史跡に住み着いた野良猫を今後1年以内に駆除する予定だ。NPS報道官が28日、明らかにした。
それによると、当局はサンフアン国定史跡に住み着いた野良猫推定200匹を動物愛護団体に引き渡す予定だという。
NPSと契約した動物愛護団体は6カ月以内に野良猫を捕獲、引き取ることになる。それ以降に見つかった野良猫は殺処分される可能性がある。
一部のにゃんこ愛好家はこの計画に深刻な懸念を表明したが、NPSは「野良猫は人間に病気をうつしたり、他の野生動物の生態に影響を与える恐れがある」として、愛好家たちに理解を求めた。
サンフアン国定史跡で野良猫の世話をしている非営利団体の責任者はAP通信の取材に対し、「動物愛護団体に引き渡すという計画は支持するが、6カ月以内に全ての猫を捕獲するのは難しいと思う」と語った。
「NPSは契約した動物愛護団体が失敗することを知っています。猫と一緒に暮らしている人なら分かるはず。彼らのテリトリーはとても広く、そして、彼らは人間よりはるかに機敏です...」