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ジャマイカで夜間外出禁止令、銃撃事件相次ぐ、5人死亡、10人負傷

ジャマイカの殺人事件の発生率は世界トップクラスで、主にギャング間の抗争や麻薬取引が原因となっている。
ジャマイカ、首都キングストンの市場(Getty Images)

ジャマイカ当局は8日、ギャング間抗争とみられる銃撃事件が相次ぎ、5人が死亡、10人が負傷したことを受け、夜間外出禁止令を発令した。

最新の銃撃事件は首都キングストンのスラム街で7日深夜に発生。身元不明の車に乗った銃撃者が集団に向けて銃を乱射し、2人の子供を含む6人が負傷した。

警察によると、もう1件はキングストンの北西に位置する地区で5日に発生。4歳の少女を含む5人が死亡したという。

ホルネス(Andrew Holness)首相は5日、この事件が発生した地区を訪れ、犠牲者に哀悼の意を表した。警察が捜査を進めている。

ジャマイカの殺人事件の発生率は世界トップクラスで、主にギャング間の抗争や麻薬取引が原因となっている。

警察の統計によると、10月4日時点で522件の殺人が発生。前年同期の883件に比べ 41%減少している。

2009年には過去最多となる1683件の殺人が報告されている。

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