元メジャーリーガーの自宅に窃盗団、警察が捜査 米領プエルトリコ
盗まれた物品の総額は約5万7000ドルに上る。
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米領プエルトリコの警察は5日、元メジャーリーグ選手であるヤディアー・モリーナ(Yadier Molina)氏の自宅に窃盗団が侵入し、豚14頭、1万6000ドル相当の馬、家電製品、家具などを盗んだと明らかにした。
それによると、事件は4日午後に発生。容疑者らは飼料約1500キログラム、テレビ5台、オフロード車、ベッドフレーム3台、ベッド1台、リビング・ダイニングセットなども盗んだという。
盗まれた物品の総額は約5万7000ドルに上る。
警察が窃盗団の行方を追っている。
モリーナ氏はプエルトリコ出身の元メジャーリーグ捕手で、セントルイス・カージナルス一筋でプレーした。
2004年にデビューし、2022年に引退するまで19年間にわたり球界を代表する捕手として活躍した。
卓越した守備力と強肩で知られ、通算9度のゴールドグラブ賞を獲得したほか、捕手としてのリーダーシップでも高い評価を受けた。
投手との信頼関係構築に優れ、カージナルスの投手陣を長年支えた功績は大きい。
攻撃面でも勝負強さを発揮し、通算2000本安打を達成。オールスター選出10回、ワールドシリーズ優勝2回に貢献し、カージナルスの黄金期を象徴する存在とされた。
引退後はプエルトリコで監督としても活動し、野球界への貢献を続けている。