▽地元メディアによると、バイクに乗った2人組が秘書と顧問に向けて自動小銃とみられる銃を発砲したという。
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メキシコ・首都メキシコシティのブルガダ(Clara Brugada)市長の個人秘書と顧問が20日、市中心部の地区でバイクに乗った武装集団に殺害された。警察が20日、明らかにした。
ブルガダ氏は与党・国家再生運動(MORENA)の有力政治家、シェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領の盟友である。
ブルガダ氏は声明で、個人秘書と顧問が殺害されたことを認めた。動機は調査中である。地元メディアによると、バイクに乗った2人組が秘書と顧問に向けて自動小銃とみられる銃を発砲したという。
シェインバウム氏は定例会見で事件を非難し、亡くなった2人に哀悼の意を表した。
またシェインバウム氏は警察が容疑者を追跡していると強調した。シェインバウム氏は昨年大統領選で勝利するまでメキシコシティ市長を務めていた。
世界最大の麻薬組織シナロア・カルテルの宿敵ハリスコ新世代は2020年、メキシコシティ市内の大通りで当時の警察署長に待ち伏せ攻撃を仕掛け、3人を殺害。署長は生還した。逮捕者は出ていない。