パナマ港湾公社、政府とパナマ運河港の売却について協議
PPCは声明で、「弊社はパナマ政府との協議が弊社の今後の方向性を議論する上で不可欠であると確信している」と述べた。

パナマ港湾会社(PPC)は1日、パナマ運河近郊で運営する2つの主要港湾の売却プロセスにおいて、適切な時期にパナマ政府と協議を行うと明らかにした。
PPCは声明で、「弊社はパナマ政府との協議が弊社の今後の方向性を議論する上で不可欠であると確信している」と述べた。
香港を拠点とする複合企業CKハチソン・ホールディングスはPPCの90%の株式を保有。同社は2021年に更新されたパナマ運河の両端にある港の25年間にわたる運営権を有している。
PPCの声明はパナマの監査院が今週、契約の更新が必要な法的手続きを遵守しなかったとして、最高裁に2件の訴訟を提起した後に発表された。
CKハチソンは今週初め、港湾事業の売却に向けた入札共同企業体に中国の主要投資家を加えたい意向を示した。