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▽トランプ政権の取り締まりが始まって以来、IOMの自発的帰還支援プログラムを希望する移民が急増している。
ニカラグアとホンジュラスの国境付近、帰国を希望する移民(ロイター通信)

トランプ政権による国境取り締まりに直面した多くの移民が母国への帰路についている。米国南部メキシコ国境の警備は1月末に大幅に強化され、通過が困難になっている。

ニカラグア国境に近いホンジュラスでは数十人の移民が国連機関である国際移住機関(IOM)に帰国をサポートするよう求めている。

IOMは世界中で移民や難民の帰国を支援している。

2カ月前にIOMに書類を提出したというベネズエラ国籍の女性はロイター通信の取材に対し、「帰国便の準備が整うのを待っている」と語った。

同じくベネズエラ出身の女性は「たとえ待たされたとしても、飛行機で家に帰れることがわかって安心した」と述べた。

それによると、パナマ政府が移民対策の一環として陸路の一部を封鎖して以来、故郷への旅はさらに困難になったという。一部の移民は船でパナマを越えるルートを選択している。

トランプ政権の取り締まりが始まって以来、IOMの自発的帰還支援プログラムを希望する移民が急増している。

IOMは1月と2月に2862件の要請を受けた。これは昨年同時期の3倍以上である。

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