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▽シェインバウム氏は米国との合意の一環として、「麻薬、特にフェンタニルが米国に流入するのを阻止するため、1万人の州兵を米国国境に派遣する」とした。
メキシコのシェインバウム大統領(左)とトランプ米大統領(ロイター通信)

メキシコシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領は3日、トランプ(Donald Trump)米大統領と話し、麻薬の流入を阻止するために米国との国境により多くの法執行機関を配備することを約束し、米国が関税の発動を1カ月延期すると発表した。

シェインバウム氏はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「メキシコは今日から安全保障と商業の2つの分野で活動を開始する」と書いた。

またシェインバウム氏は米国との合意の一環として、「麻薬、特にフェンタニルが米国に流入するのを阻止するため、1万人の州兵を米国国境に派遣する」とした。

さらに、「トランプ氏もメキシコへの米製銃器の流入を阻止するために努力することを約束した」と述べた。

トランプ氏は1日、メキシコとカナダの輸入品に25%の関税、中国に10%の追加関税を課す大統領令に署名。2月4日に発効する。

シェインバウム氏はこれを受け、報復措置の準備を進めるよう経産省に指示。どの製品に関税を課すかは明らかにしていない。

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