◎サルディバル判事は今年6月、 「スウィフト好きであることを公言したことで批判にさらされた」と語っていた。
米国のポップスター、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)さんのファンであることを公言して一躍有名になったメキシコの最高裁判事が7日、辞任した。
サルディバル(Arturo Zaldívar)判事は今年6月、 「スウィフト好きであることを公言したことで批判にさらされた」と語っていた。
しかし、サルディバル氏は7日、辞任の理由はスウィフト好きではなく、「自分の役目は終わったため」と説明した。
サルディバル氏は左派のオブラドール()大統領を擁護する3人の判事のひとりだった。その他の判事8人は保守派であり、同政権の政策を厳しく批判している。
サルディバル氏は6月、自身のソーシャルメディアアカウントに声明を投稿。「テイラー・スウィフトが好きだから、という理由で私を批判する人たちがいる」と書き込んだ。
サルディバル氏はこう書き込んでいた。「私を批判する人たちは、テイラーの音楽は15歳の子供のために作られたものだと主張している。私を批判する人たちは最高裁判事は音楽ではなく、仕事に集中すべきだと主張している...」
サルディバル氏は7日の声明で、「私を批判する人たちは...メキシコや世界中の何百万人もの女性や若者にとって、彼女が何を意味するのかを深く理解していない」と述べた。「最高裁判事も音楽を聴くんです...」