メキシコ大統領、ミチョアカン州ウルアパンの市長殺害を非難
警察は容疑者2人を逮捕したと発表。3人目の容疑者はその場で射殺された。
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メキシコのシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領は2日、中西部ミチョアカン州ウルアパンの市長が殺害されたことを非難し、正義を追求すると約束した。
ウルアパンのマンソ(Carlos Manzo、40歳)市長は1日、「死者の日」のイベントに参加中、射殺された。
警察は容疑者2人を逮捕したと発表。3人目の容疑者はその場で射殺された。
シェインバウム氏は2日朝に緊急の閣議を招集。その後、X(旧ツイッター)に声明を投稿し、この事件を非難した。
またシェインバウム氏は「不処罰ゼロと完全な正義に基づく平和と安全を実現するため、国の威信をかけてこのような暗殺を防ぐために必要な措置を講じる」と強調した。
ミチョアカン州では2日、市長の殺害に抗議するデモ行進が行われた。
ミチョアカン州はメキシコで最も危険な州のひとつであり、その大半が世界最大の麻薬組織シナロア・カルテルとつながりのあるギャングの支配下に置かれている。
ミチョアカン州では昨年10月にシェインバウム氏が就任して以来、少なくとも7人の市長が殺害されている。
