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メキシコ大統領「米国との貿易交渉進展している」

シェインバウム氏は定例会見でこの話題について質問され、「様子を見ましょう。メキシコはかなり進展している」と答えた。
2025年10月23日/メキシコ、首都メキシコシティ、シェインバウム大統領(ロイター通信)

メキシコのシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領は24日、トランプ政権がカナダとの貿易交渉を打ち切ったと発表したことについて、コメントを控えた。

シェインバウム氏は定例会見でこの話題について質問され、「様子を見ましょう。メキシコはかなり進展している」と答えた。

トランプ(Donald Trump)米大統領は23日、カナダ・オンタリオ州政府が先週公開した広告への対応として、同国との貿易交渉を打ち切ると発表した。

この広告には故レーガン(Ronald Reagan)元米大統領による外国製品への関税を批判する演説の音声が使用されていた。

シェインバウム氏は「カナダとの関係がどのように進展するか、様子を見ましょう」と語った。

またシェインバウム氏はメキシコがカナダと単独で交渉を継続できるかどうかについて尋ねられ、「先走らないようにしましょう」と答えた。

3カ国は米国・メキシコ・カナダ貿易協定(USMCA)の更新に向けた協議を続けている。

USMCAは定期的に3カ国で見直しを行うことを義務付けている。

協定の見直しは2026年初頭に予定されているが、メキシコ当局は今年中に協議が開始され、見直しによってメキシコと米国の貿易関係に関する不確実性が解消されることに期待を表明している。

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