◎警察は19日に通報を受け、現場で5人の遺体を発見した。
メキシコ西部ハリスコ州の検察当局は20日、市中心部の道路でSUVに積まれた5人の遺体を発見し、殺人事件として捜査していると明らかにした。
それによると、警察は19日に通報を受け、現場で5人の遺体を発見したという。
SUVは防弾仕様であった。警察は5人の身元と死因を明らかにしていない。
ハリスコ州は同国で最も危険な州のひとつであり、世界最大の麻薬組織シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)の宿敵「ハリスコ新世代(Jalisco New Generation)」の本拠地がある。
ハリスコ新世代は複数の大量虐殺事件に関与したとして、最高司令官を含む上層部に懸賞金がかけられている。
戦闘員数は傘下の民兵などを含めると1万5000~2万人と推定されている。