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▽トランプ米大統領は21日、「メキシコ残留プログラム」を復活させると発表した。
メキシコのシェインバウム大統領(左)とトランプ米大統領(Getty Images)

メキシコのシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領は22日、米国への亡命を求める非メキシコ移民の受け入れに同意していないと表明した。

トランプ(Donald Trump)米大統領は21日、「メキシコ残留プログラム」を復活させると発表した。

これは「移民保護プログラム」のひとつで、メキシコ人以外の亡命・庇護希望者が米国に入った場合、多くの問題に直面する可能性があるとして、メキシコにとどまり、必要な手続きを行うよう促すものである。

シェインバウム氏は記者団に対し、「この措置は亡命希望者を受け入れる国の同意が必要であり、メキシコは同意していない」と語った。

またシェインバウム氏は「メキシコは以前から、米国から送り返された他国籍の移民が自発的に母国への帰還を希望した場合、人道的支援を提供している」と述べた。

トランプ氏は20日、不法移民の強制送還を開始する大統領令に署名。さらに、南部のメキシコ国境に非常事態を宣言し、軍を投入する命令にも署名した。

メキシコ残留プログラムはトランプ氏が前政権時代の2019年に導入したもので、不正な亡命申請を抑止する目的で開始された。

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