◎事件は南部オアハカ州で12日に発生した。
メキシコ、マチェーテ(Getty-Images)

メキシコの検察当局は15日、ナタで切り付けられ重傷を負ったアルゼンチンの観光客が15日に亡くなったと発表した。

事件は南部オアハカ州で12日に発生。州検察によると、この観光客は首都メキシコシティの病院で治療を受けていたものの、15日に息を引き取ったという。

州検察は被害者の氏名を公表していないが、アルゼンチン中北部コルドバに拠点を置くラグビークラブの男性選手であることが判明している。

AP通信によると、亡くなった男性を含むアルゼンチン人3人はオアハカ州郊外の集落でメキシコ人の男にナタで切り付けられたという。

他のアルゼンチン人2人も負傷したが、命に別条はないようだ。

州検察によると、地元住民が犯人を取り押さえ、警察に引き渡した。容疑者の氏名は明らかにされておらず、動機も不明である。

警察は殺人未遂事件として捜査を進めている。

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