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メキシコ25年9月前半インフレ率+3.74%、市場予想と一致

中銀は今週後半の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き下げると予想されるが、持続的なインフレが今後の政策に疑問を投げかけている。
メキシコ、首都メキシコシティの市場(Getty Images)

メキシコの25年9月前半の消費者物価指数(CPI)が市場予想と概ね一致し、中央銀行の目標値に近づいている。

中銀は今週後半の金融政策決定会合で政策金利を0.25%引き下げると予想されるが、持続的なインフレが今後の政策に疑問を投げかけている。

国家統計局INEGIが24日に発表したデータによると、9月前半のインフレ率は前年同期比で3.74%増。ロイター通信のアナリストは3.77%と予想していた。

変動の大きい食品・エネルギー価格を除いたコア指数は4.26%増、予想をわずかに上回った。8月は4.21%であった。

中銀のインフレ目標値は3%±1ポイントである。

メキシコのインフレ率は年末まで3.5~4.0%で推移すると予想されている。

25年第2四半期(4~6月)の経済成長率は前期比で0.6%増、市場の予想を下回った。

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