メキシコ25年7月前半インフレ率低下、利下げ期待再燃
7月前半のインフレ率は前年同期比で3.55%増、前月の4.51%から減速した。
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メキシコの25年7月前半の消費者物価指数(CPI)が中央銀行の目標範囲内に戻ったことで、中銀が利下げを継続するという期待が高まっている。
国家統計局INEGIが24日に発表したデータによると、7月前半のインフレ率は前年同期比で3.55%増、前月の4.51%から減速した。
ロイター通信のアナリストは3.64%と予想していた。
中銀の目標値は3%±1ポイントである。
シェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領は24日の定例会見で、「このデータは中銀が利下げを継続する余地があることを示している」と語った。
中銀は先月末、市場の予想通り政策金利を0.5%引き下げ、8.0%に設定した。利下げは4会合連続であった。
月次ベースでは25年7月のインフレ率は前2週間比で0.15%増、市場の予想を下回った。