メキシコ、外国産砂糖に156%の輸入関税、1キログラムあたり
精製液体糖(液体状の甘味料)には1キログラム当たり210.44%の関税が課された。
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官報によると、関税率は輸入砂糖1キログラム当たり156%。ビート糖やシロップを含む全種類の砂糖に適用された。
精製液体糖(液体状の甘味料)には1キログラム当たり210.44%の関税が課された。
政府は国際価格の下落と国内市場での供給過剰リスクを理由にあげている。
これまで輸入砂糖には1トン当たり360~390ドルの関税が課されていた。
メキシコでは過去3回の生産サイクルで、悪天候により砂糖の生産量が減少。外国産砂糖の輸入量が大幅に増加していた。
サトウキビ生産者団体の代表は11日、ロイター通信の取材に対し、「この関税は国産品をより強く保護するものだ」と述べ、政府の決定を歓迎した。
この関税により、2025/26年度の国内市場において、メキシコ産砂糖は「やや高値」を維持する見込みだ。
