◎警察がアボカド強盗を追跡している。
2022年2月18日/メキシコ、中西部ミチョアカン州の郊外(Armando Solis/AP通信)

メキシコ西部ミチョアカン州の高速道路で強盗事件が2件発生した。捜査当局が24日、明らかにした。

それによると、正体不明の武装集団が貨物トラックを襲い、アボカド約20トンを強奪したという。

事件発生から数時間後、別の高速道路でトラックが待ち伏せ攻撃を受け、アボカド約20トンが奪われた。

警察によると、トラックの運転手にケガはなかった。

どちらの事件も武装した男たちが運転手に銃を向け、トラックから降りるよう命じ、積み荷だけを盗んでいった。

アボカドは通常、木箱に入れて出荷される。

ミチョアカン州は同国で最も危険な州のひとつであり、世界最大の麻薬組織シナロア・カルテル(Sinaloa Cartel)とつながりのあるギャングの支配下に置かれている。

地元メディアによると、ミチョアカン州では以前からアボカド生産者が麻薬カルテルの標的になっており、アボカドが強奪される事件も何度か発生している。しかし、積荷が丸ごと奪われるケースは稀だという。

警察がアボカド強盗を追跡している。

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