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▽アナリストの予想中央値は3.76%、2月後半の3.81%を下回った。
メキシコ、首都メキシコシティの市場(AP通信)

メキシコの3月前半の消費者物価指数(CPI)はコア指数が横ばいの中、鈍化する可能性が高く、中央銀行が来週、政策金利を0.5%引き下げるとの見方を裏付ける結果となった。ロイター通信が21日に報じた。

それによると、アナリストの予想中央値は3.76%、2月後半の3.81%を下回った。

特に変動の大きい食品とエネルギー価格を除いたコア・インフレ率は3.56%に低下すると予想され、2020年5月以来の低水準となる可能性が高い。

金融グループのアクティンバー(Actinver)は「過去5ヶ月間、インフレ率がメキシコ中銀の目標範囲内にとどまっていることから、3月27日の政策決定会合で0.5%の引き下げが行われると引き続き予想している」とした。

アナリストたちは物価が前2週間と比べて0.22%上昇し、コア指数も0.24%上昇すると予想。国家統計局INEGIは24日に公式統計を発表する。

中銀は先月、利下げペースを加速させ、政策金利を0.5%引き下げ、9.5%に設定。インフレ率の低下を強調し、今後の会合で同水準の利下げを示唆した。

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