◎国営石油会社ぺメックスの海洋石油採掘施設で爆発・火災が発生し、作業員3~4人が行方不明になっている。
メキシコ湾の海上にある石油プラットフォームで爆発が発生し、作業員6人が負傷、数人が行方不明になっている。地元当局が7日に明らかにした。
オブラドール(Andrés Manuel López Obrador)大統領は7日朝の定例記者会見で、「ぺメックス(Petroleos Mexicanos、Pemex)の海洋石油採掘施設で爆発・火災が発生し、作業員3~4人が行方不明になっていると報告を受けた」と語った。
ぺメックスは首都メキシコシティに本社を置く国営石油会社。爆発は7日未明に発生したとされる。
現場はタバスコ州とカンペチェ州の沖合。
同社は声明で、「作業員6人が爆発に巻き込まれ負傷し、7隻の船で作業員321人を避難させた」と述べている。
この海洋石油基地は油田のガスを圧縮し、パイプラインで本土に輸送している。
地元のテレビ局は基地から炎と黒煙が上がる映像を報じている。
出火原因は明らかになっていない。