メキシコ大統領が初の一般教書演説「もっともっと良くなる」
シェインバウム氏は演説で、「状況は良くなる一方だ。もっともっと良くなる」と語った。
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メキシコのシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領は1日、首都メキシコシティの国会議事堂で初の一般教書演説を行い、トランプ米政権への対応や進歩的な成果、そして物議を醸す司法改革を称賛した。
昨年就任したシェインバウム氏は国内の多くの地域を苦しめる麻薬カルテルの暴力や、行政に権力が集中するという国際社会の批判など、複数の問題には言及せず、成果だけを強調した。
地元メディアの最新の世論調査によると、シェインバウム氏の支持率は70~80%という高い水準を維持している。
シェインバウム氏は演説で、「状況は良くなる一方だ。もっともっと良くなる」と語った。
メキシコ経済は不透明なビジネス環境や最大の貿易相手国である米国による関税措置にもかかわらず、一定の回復力を見せている。
25年第2四半期(4~6月)の経済成長率は前年同月比でプラス0.7%、第1四半期(1~3月)のプラス0.1%から改善した。