◎これまでに4人が死亡、1人が重傷を負い、病院で手当てを受けている。
メキシコ中部プエブラ州にある花火工場で爆発があり、少なくとも4人が死亡した。地元当局が15日、明らかにした。
それによると、事故は同州郊外で14日に発生。消防当局は工場の責任者ら3人の死亡を現場で確認し、もう1人が搬送先の病院で亡くなったという。
当局は声明で、「これまでに4人が死亡、1人が重傷を負い、病院で手当てを受けている」と明らかにした。
5人のうち4人は20代、全員男性と伝えられている。
地元メディアによると、この花火工場は規制当局の認可と定期検査を受けていたという。
消防が出火原因を調べている。
メキシコではイベントや祭りで花火・爆竹をよく使う。その規模は様々だが、地方の小さな祭りでも花火を数千発打ち上げることがある。
首都メキシコシティ近郊の花火工房で今年3月に発生した爆発事故では作業員7人が死亡、15人が負傷した。
2018年にはメキシコシティの北方に位置する町で花火が爆発し、24人が死亡した。