メキシコ25年第2四半期GDP+0.6%、市場予想下回る
INEGIは先月末に暫定値を発表し、0.7%増と報告。今回0.1ポイント下方修正した。
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メキシコの国家統計局INEGIが22日、最新の経済統計を更新した。
それによると、25年第2四半期(4~6月)の経済成長率は前期比で0.6%増、市場の予想を下回った。
INEGIは先月末に暫定値を発表し、0.7%増と報告。今回0.1ポイント下方修正した。
ロイター通信のアナリストは0.7%と予想していた。
INEGIによると、第2四半期の成長は製造業とサービス業を含む2次産業と3次産業の活動に支えられ、それぞれ前期比で0.7%と0.8%増加した。
農業、漁業、鉱業を含む1次産業は2.4%減少した。
市場はこの結果について、「メキシコが不況に陥っていないことを示しているが、経済が好調であるとは言えない」と指摘している。
25年第1四半期(1~3月)のGDP伸び率はプラス0.2%であった。