◎男は民間企業が運営する自然公園内に入り、飼い犬にシカ32頭を噛み殺させた。
メキシコの検察当局は12日、中部プエブラ州の自然公園で飼育されていたシカ32頭を殺したとして、男を逮捕、起訴したと発表した。
地元警察によると、男は民間企業が運営する自然公園内に入り、飼い犬にシカ32頭を噛み殺させたという。
検察は容疑者のファーストネームのみ公表している。
プエブラ州政府は動物虐待、ネグレクト、虐待を州法で禁じており、動物を虐待し死に至らしめた者は禁固4~8年の実刑に処される可能性がある。
地元メディアによると、容疑者は公園内にあるシカが飼育されている建物に侵入し犯行に及んだという。
この自然公園はメキシコ最高峰のオリサバ山の麓にあり、さまざまなアトラクションを楽しむことができる。