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メキシコ中央銀行、経済見通しを上方修正、成長は依然鈍化傾向

中銀は25年の経済成長率予測をこれまでのプラス0.1%から0.6%に引き上げた。また、26年の経済成長見通しも0.9%から1.1%に上方修正した。
メキシコ、首都メキシコシティ、中央銀行本館(ロイター通信)

メキシコ中央銀行は29日、四半期報告書で「メキシコ経済は予想を上回るパフォーマンスを示している」と指摘し、今年度の成長率見通しを上方修正した。

報告書は複雑ながらも前向きな評価を示した。メキシコ経済は不透明なビジネス環境や最大の貿易相手国である米国による関税措置にもかかわらず、回復力を見せているという。

しかし中銀は「経済成長は依然として鈍化しており、今年後半のインフレ率は前回予測より高くなる」との見通しを示した。

また中銀は「米関税の経済的影響が明確になるには、さらに時間を要する可能性がある」とした。

さらに、「メキシコ経済は外部環境が示唆する以上に良好なパフォーマンスを示しており、米国の経済政策変更の悪影響が現れるまでに時間がかかる限り、予想を上回るパフォーマンスを継続する可能性がある」と述べた。

中銀は25年の経済成長率予測をこれまでのプラス0.1%から0.6%に引き上げた。また、26年の経済成長見通しも0.9%から1.1%に上方修正した。

中銀は今月初め、5会合連続の利下げを行い、政策金利を0.25%引き下げ、7.75%に設定した。

メキシコの25年第2四半期(4~6月)の経済成長率は前年同月比でプラス0.7%、第1四半期(1~3月)のプラス0.1%から改善した。

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