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▽メキシコ中銀は先月の会合で「インフレ見通しが許せば、今回と同様の金利調整を検討する」と述べていた。
メキシコ、首都メキシコシティ、中央銀行(AP通信)

メキシコ中央銀行が3月27日の金融政策決定会合で金利を0.5%引き下げ、9.0%にする可能性が高い。ロイター通信は21日に報じた。

それによると、25人のエコノミストのうち23人が2会合連続で0.5%の利下げと予想。利下げサイクルを加速させると指摘している。

他の2人は金利を据え置くと予想した。

これは今週の米連邦準備制度理事会(FRB)の金利据え置きと一致する。FRBはトランプ政権による関税政策の変更をめぐる不確実性を強調した。

メキシコ中銀は先月の会合で「インフレ見通しが許せば、今回と同様の金利調整を検討する」と述べていた。

メキシコの消費者物価指数(CPI)はほぼ4年ぶりの低水準となっている。

インフレ率は22年に8.7%と過去20年以上で最も高い水準に達して以来、低下してきた。2月までの12ヵ月間の年間インフレ率は3.77%で、中銀の目標値である3%プラスマイナス1ポイントの範囲に収まった。

国家統計局INEGIは24日に3月前半のインフレ率などを公表する。

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