◎警察が海岸に泳ぎ着いた1人を保護し、事情を聴いている。
メキシコ南部の太平洋沖で移民とみられる人々を乗せたボートが転覆し、8人が死亡した。地元警察が29日、明らかにした。
それによると、事故はオアハカ州沖で発生。アジア人とみられる8人の死亡が確認されたという。
警察が海岸に泳ぎ着いた1人を保護し、事情を聴いている。
地元テレビ局は関係者の話しとして、「8人の遺体はグアテマラ国境の東方約400キロにある町の海岸近くに流れ着いた」と伝えている。
この海域はメキシコを横断して米国国境を目指す移民が稀に利用する。
ほとんどの移民は陸路で移動するが、警察の検問を避けるために人身売買組織にお金を払って海路で移動する者もいる。