メキシコ・ベクレの株価急上昇、25年第2四半期の利益急増で
ホセ・クエルボは23日、最大の市場である米国での需要が落ち込んだにもかかわらず、為替差益に支えられて第2四半期の利益が4倍に増加したと発表した。
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メキシコのテキーラ最大手ホセ・クエルボ(ベクレ)の株価が25年第2四半期(4~6月)の利益が急増したことを受け、急騰した。
同社の株価は24日、取引時間中に4%上昇した。
これにより、同社の時価総額は32億メキシコペソ(約25.3億円)増加した。
ホセ・クエルボは23日、最大の市場である米国での需要が落ち込んだにもかかわらず、為替差益に支えられて第2四半期の利益が4倍に増加したと発表した。
ホセ・クエルボは昨年、売上高の60%近くを米国とカナダで、25%を本拠地であるメキシコであげた。
米国は最大の貿易相手国であるメキシコに対して8月1日から30%の関税を課すと威嚇している。
ラトニック(Howard Lutnick)米商務長官は20日、テキーラを含む米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)の対象となる商品は引き続きこの関税を免除されると表明した。