▽GAPは西部プエルトバジャルタやロスカボスといったメキシコ有数のビーチリゾートをはじめ、国内12の空港を運営している。
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メキシコの空港運営会社GAPは11日、5年間で520億ペソ(約3900億円)を投資する計画を発表した。これはメキシコ政府による観光部門を支援することを目的とした開発計画の一部である。
GAPは西部プエルトバジャルタやロスカボスといったメキシコ有数のビーチリゾートをはじめ、国内12の空港を運営している。
GAPは声明で、「この計画にはメキシコ最大の都市のひとつグアダラハラ(ハリスコ州)に新しい空港ターミナルを建設することや、空港への接続性を向上させるための道路建設も含まれている」と述べた。
プエルトバジャルタ空港でも新ターミナルの建設が進んでいる。同社によると、同空港の収容能力は2倍になるという。
また、米国国境近くのティフアナとロスカボスにある空港の既存ターミナルの拡張も投資計画に含まれ、全体としてメキシコにおけるGAPの空港のキャパシティを50%向上させる予定だ。
GAPはジャマイカでもモンテゴベイなど、2つの空港を運営しているが、この空港が投資の対象に含まれるかは分かっていない。