◎事件は「死者の日」の11月2日に発生。3人は親族の墓参り中に待ち伏せ攻撃を受けたとみられる。
2022年11月2日/メキシコ、首都メキシコシティ、死者の日のパレード(Getty Images)

メキシコ・首都メキシコシティ郊外の墓地で銃撃事件があり、男性2人が死亡、1人が負傷した。警察当局が3日、明らかにした。

それによると、事件は「死者の日」の2日に発生。3人は親族の墓参り中に待ち伏せ攻撃を受けたとみられる。

警察は3人の身元を明らかにしていない。

一部の地元メディアは関係者の話しとして、「死亡したのは車の防弾装備を販売するビジネスマンとそのボディーガード」と伝えている。

メキシコ全土ではこの日、死者の日を祝うイベントや行事などが開催され、多くの市民が墓参りに訪れた。

一方、北部ソノラ州の警察当局は2日、市内をパトロールしていた警察車両が襲撃を受けたと発表。容疑者は複数人とみられ、現場にアサルトライフル3丁を残して逃亡した。

この事件が発生した自治体は市内の全学校に避難命令を出し、死者の日のイベントもすべて延期した。

メキシコの一部地域では麻薬カルテルやギャングなどによる抗争が相次いでいる。

南部ゲレロ州では先月、市内の高速道路で警察官13人の遺体が見つかった。警察は麻薬カルテルもしくはギャングが関与しているとみて捜査している。

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