メキシコ大統領、ボニージャ氏を財務副大臣に指名
ボニージャ氏は複数の候補者の一人であり、2021年から財務省の公的信用と国際関係部門を統括してきた。
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メキシコのシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領が12日、財務省のボニージャ(Maria del Carmen Bonilla)氏を財務副大臣に指名し、数週間にわたる後任人事に関する憶測を収束させた。
ボニージャ氏は複数の候補者の一人であり、2021年から財務省の公的信用と国際関係部門を統括してきた。
議会委員会は13日にボニージャ氏の指名について投票を行う予定。承認されれば、3月に就任することになる。
財務副大臣のポストはアマドール(Edgar Amador)氏が大蔵公債相(財務相)に就任して以来、空席となっていた。
地元メディアによると、ボニージャ氏は国営石油会社ぺメックス(PEMEX)を支援するための120億ドルの債務発行を監督した。
ボニージャ氏は首都メキシコシティの大学で財政学の学位を取得。以前は社会保険院の投資調整役を務め、資産管理者兼トレーダーとしても活躍していた。