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▽エクアドルとメキシコは国交を断絶している。
メキシコのシェインバウム大統領(AP通信)

メキシコシェインバウム(Claudia Sheinbaum)大統領は4日、エクアドルがメキシコ産輸入品に関税を適用したことについて、「心配していない」と強調した。

エクアドルのノボア(Daniel Noboa)大統領は前日自国企業の公正な扱いを促進するため、メキシコ製品に27%の関税をかけると発表した。

シェインバウム氏は定例会見で、「エクアドルへの輸出は海外向け全体の0.4%に過ぎず、何の心配もしていない」と語った。

またシェインバウム氏はエクアドル政府を非難し、「エクアドル産のエビよりシナロア州産のエビの方が数段美味しい」と述べた。シナロア州はエビの主要生産地である。

エクアドルの捜査当局は昨年4月、首都キトの在メキシコ大使館に押し入り、グラス(Jorge Glas)元副大統領を拘束した。

両国はその後、国交を断絶した。

グラス氏は2016年の大地震後の復旧・復興活動を主導した際、複数の汚職に関与し、さらに他の贈収賄事件でも有罪判決を受けている。

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