◎男は少なくとも2人の女性を殺害した容疑で起訴される見通し。氏名は明らかにされていない。
メキシコ、首都メキシコシティ(Getty Images)

メキシコ・首都メキシコシティの捜査当局は19日、殺人罪で逮捕された男の自宅から人骨、血痕、行方不明になっている女性のID、のこぎりなどが見つかったと発表した。

それによると、男は少なくとも2人の女性を殺害した容疑で起訴される見通し。氏名は明らかにされていない。

捜査当局は19日遅くの記者会見で、「男は16日に犠牲者の1人である女性の自宅に侵入し、その後、帰宅した母親の首を切りつけ、逃走した」と明らかにした。

母親は一命を取り留めたが、娘は助からなかった。

容疑者は犯行現場の近くに住んでいたため、まもなく特定、逮捕された。

メキシコシティ地検によると、男が借りていたアパートを捜索したところ、複数の人骨が見つかったため、連続殺人の可能性を視野に捜査を開始したという。

地元テレビ局は警察筋の話しとして、「生物学的証拠を複数発見し、身元を特定する作業を進めている」と報じた。

一部のメディアは人骨だけでなく、人間のものとみられる脳、内臓、肉などが見つかったと伝えている。

警察は容疑者の認否を明らかにしていない。

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