◎海軍は乗組員9人を拘束。うち6人は外国人であった。
メキシコ海軍が南部ゲレロ州のリゾート地アカプルコの沖合で不審なボートを発見し、3.6トンのコカインを押収した。当局が5日、明らかにした。
それによると、海軍の巡視艇はアカプルコの沖合約250キロ地点で船体が半分沈んだ潜水艦のような船を発見し、コカインが詰まった小包102袋を押収したという。
この船は2つのモーターを動力源とし、発見をより困難にするために潜水艇のような作りになっていた。
海軍は乗組員9人を拘束。うち6人は外国人であった。
地元テレビ局は情報筋の話しとして、「外国人の中にはコロンビア人とベネズエラ人が含まれていた」と伝えている。
メキシコ沖で過去に拿捕された麻薬密輸船の多くにコカインの主要生産地であるコロンビア人が関与していた。
コカインは主に南米で生産され、太平洋かカリブ海を経由して米国市場に持ち込まれる。