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メキシコ・ミチョアカン州で殺害された市長の葬儀営まれる、2人逮捕

マンソ氏は1日夜、「死者の日」のイベントに参加中、殺害された。
2025年11月2日/メキシコ、中西部ミチョアカン州ウルアパン、殺害されたマンソ市長の葬儀(AP通信)

メキシコ中西部ミチョアカン州ウルアパンで2日、前日に殺害されたマンソ(Carlos Manzo、40歳)市長の葬儀が執り行われた。

マンソ氏は1日夜、「死者の日」のイベントに参加中、殺害された。

警察は容疑者2人を逮捕。3人目の容疑者はその場で射殺された。

地元当局によると、マンソ氏は市内の病院に搬送されたものの、まもなく死亡が確認されたという。

この銃撃で市議会議員1人と警備員1人も負傷した。

ハルフッシュ(Omar Garcia Harfuch)治安・市民保護相は2日、閣議後の記者会見で、「身元不明の容疑者が市長に向けた銃を乱射した」と語った。

それによると、マンソ氏の体内から銃弾が7つ摘出されたという。

ハルフッシュ氏は容疑者が使用した銃器について、「ミチョアカン州内のギャング間抗争で使用されたものと一致した」と説明したが、組織名には言及しなかった。

ミチョアカン州では2日、市長の殺害に抗議するデモ行進も行われた。

ミチョアカン州はメキシコで最も危険な州のひとつであり、その大半が世界最大の麻薬組織シナロア・カルテルとつながりのあるギャングの支配下に置かれている。

ミチョアカン州では昨年10月にシェインバウム氏が就任して以来、少なくとも7人の市長が殺害されている。

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