▽マルティネリ氏は2009年から14年まで大統領を務めた実業家である。
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中米パナマの外務省は27日、1年以上前に在ニカラグア大使館に逃げ込んだマルティネリ(Ricardo Martinelli)元大統領の亡命を許可すると明らかにした。
マルティネリ氏はマネーロンダリング裁判で実刑判決が確定して以来、首都パナマシティの在ニカラグア大使館に潜伏している。
マルティネリ氏は検察が政治的な理由で捜査を行ったと主張している。
バスケス(Javier Martínez-Acha Vásquez)外相は声明で、「マルティネリ氏は人道的な理由で大使館を出てニカラグアに行くことできる」と明らかにした。
またバスケス氏は「マルティネリ氏はより良い条件のもとで、不特定の問題に対する治療を受けることができるだろう」と述べた。
そして、「司法のタイムラインと健康のタイムラインは必ずしも一致しないことを考慮し、外務省はニカラグア政府が許可したマルティネリ氏の亡命を承認する」とした。
マルティネリ氏は3月31日までに出国しなければならない。
マルティネリ氏は2009年から14年まで大統領を務めた実業家である。
2023年、マルティネリ氏は再び大統領を目指して党の指名を勝ち取ったが、その後、マネーロンダリング罪で10年以上の禁固刑と1900万ドルの罰金を言い渡された。
最高裁が上告を棄却した時点で、出馬資格はなくなった。