ジャマイカ政府、米国の渡航警戒レベル引き下げを歓迎

観光はジャマイカの経済の柱であり、雇用創出の源となっている。
ジャマイカ、首都キングストン(Getty Images)

ジャマイカ政府は29日、米国が同国の渡航警戒レベル3から2に引き下げたことを歓迎した。

米国務省は同日、ジャマイカに対する勧告を見直し、レベル3の渡航中止勧告を2に引き下げた。

レベル3では暴力犯罪の急増を理由に、米国市民に対して旅行の再考を勧告していた。

レベル2でも凶悪事件が多発しているとして、不要不急の渡航を控えるよう求めている。

また政府職員は島内の多くの地域への旅行を禁止されている。

国務省は声明の中で、滞在中は十分な安全対策を講じ、地元当局が立ち入りを控えるよう求める場所に近づかないよう警告している。

観光はジャマイカの経済の柱であり、雇用創出の源となっている。

政府のデータによると、昨年の外国人観光客数は約475万人。約43億5000万ドルの観光収入をもたらした。

政府は今年、500万人の観光客と50億ドルの収入を目標としている。

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