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メキシコ25年10月前半インフレ率、わずかに減速=ロイター調査

国家統計局INEGIは23日に公式データを発表する予定だ。
メキシコ、首都メキシコシティの市場(ロイター通信)

メキシコの25年10月前半の消費者物価指数(CPI)が減速し、中央銀行の利下げ方針を後押ししそうだ。

ロイター通信は20日、アナリスト11人のデータを更新。25年10月前半のインフレ率の中央予想値は前年同月比3.7%増となり、前月から低下したと予想した。

中銀の目標値は3%±1ポイントである。

これにより、中銀が年末まで政策金利の引き下げを継続するとの見方が強まった。

食品やエネルギーを除くコアインフレ率も4.24%に低下したと予想。これは8月前半以来の水準である。

週ベースでは、インフレ率は前週比0.35%増、コアインフレ率は同0.19%増と予想した。

国家統計局INEGIは23日に公式データを発表する予定だ。

中銀は9月25日の会合で政策金利を0.25ポイント引き下げ、7.50%に設定。利下げは6会合連続であった。

中銀は今後も追加利下げを検討すると見込まれている。

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